*人魚物語 あとがき* 人魚物語を最後まで読んでいただきましてありがとうございました。 全5章からなる人魚たちのお話、いかがでしたでしょうか? 2003年の夏〜秋にかけて書いたお話をリメイクしつつ、連載形式でアップしてきました。 このお話の世界は、人間界の人間の15%は人魚の血が混じっているという世界です。 でも、そのうちでもレベルがあるんです。 雫や真珠のように、水に入ると変身してしまう強いもの、 あくあのように乾けば戻る弱いもの、 海輝は一番弱くて塩水にしか反応しないですし、 水希は人魚にはならないものの、能力だけ少し残っているという・・・。 たいていはまりあ(あくあの妹)のように、なんでもなく暮らしているんですけどね。 彼女たちのつける、「人魚の真珠」はしっぽの色と同じものをしなくては効果がないのです。 そして、人間は人魚の存在を知らない・認めていないというのが基礎ですね。 それぞれのお話にちょっとしたテーマなんてものもあるのですが、それはそれぞれのあとがきにて。 最後の海輝だけは「おまけ」だったので、ちょっと息抜き、みたいな感じですね。 人魚物語は手元の原稿では、B6サイズのノートに見開きで右ページが本文、 左ページが挿し絵(鉛筆画でザカザカ;)という形式なので、人物のイメージが出来上がっています。 名前はお気づきでしょうか?「水」関係の名前にしよう!と頑張ったのです。 水沢雫、水城真珠、岡里水希、新谷あくあ、立光海輝。 「まりん」という名前がポピュラーな感じがしますが、他の作品に使ってしまったので使用不可。 海輝、は結構お気に入りの名前だったりします。あくあも響きが好きですvv この人魚物語は、かなり楽しんで書きました。 そもそも、音色はかなりの人魚大好き娘です。 昔、幼少の頃、本気で人魚になりたいと思いました。ええ、本当に。 ディズニーの「リトル・マーメイド」が大好きで大好きで、今でこそ「プリンセス・シリーズ」で 有名になっちゃったアリエルですが、マイナーで「アリエルって誰?」くらいの 時から大好きで・・・。 小学生・中学生の頃は本当に人魚の絵ばかり描いておりました。 小学校4年生の時の図工の時間に、迷いもなく人魚だらけの絵を描いた強者です; そんな人魚大好き娘、創作し始めて7年ほどたって人魚の話を描き、こうしてリメイクまでして、 ネットという環境でみなさんに読んで頂けて、本当に嬉しくて楽しかったです。 ではでは、あとがき、と称して音色がどれだけ「人魚」に惚れ込んでいるかを語るページになってしまいました; また次回のお話でお目にかかれたら幸いですvv それでは、ここまで読んでいただきまして有り難うございました。 「人魚物語」これにて完結です! お気に召したのであれば嬉しいですvvv 2005.9.4. Neiro Kanaoto |